霊能者 スピリチュアルカウンセラー加藤眞澄のブログ

by dimension-shin

カテゴリ:小説的体験談( 6 )

信じて

信じてというのは何を信じるのか、宗教、神、家族、親友? 
信じるという意味は人の言葉とも書きますが、
信じられる人を作るのは、ご縁と自分の判断力でもあります。

県立高校に続く住宅街の通学路を
同級生の香奈子と美里が歩いて登校しながら、

香奈子「怖かったんだ!きのう見ちゃった、出たんだお化け」
美里「お化け?」

香奈子「たぶんお化け・・・」
美里「たぶんってどういうこと?」
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香奈子「寝ようとしてベッドで横を向いて
壁の方を向いたときに、はっきり見えたの、
男の人の姿で、まるでボーッとそこにいる感じだったの。

後ろ向きの背中と頭がはっきり見えたけどでも
壁のところで人が立つスペースもないじゃない。

で、怖くなってすぐに電気をつけたけど
何か夢ではないし、はっきり見えたの・・・」
美里「それは浮遊霊っていうものだわ。

空間にフラフラいるのよ。
たまたま寝るときにリラックスして、波長が合ったんだと思う、
心配しなくて大丈夫だと思うよ。
おそらくその霊はもう来ないから安心したほうが良いよ!」

香奈子「心配しなくていいんだね。
美里はいつも霊が見えるから、詳しいね。」

美里「いつもみえるわけではないけど、
うちはママも霊感が強いし、なんとなくわかるだけ」

香奈子「美里がいるから心強いよ。
わたし霊の姿はわからないけど、
陰のような黒いものが部屋を動いているような
気がするときがあるし、なんだかちょっとだけ以前と違うんだよ・・・・・」

美里「もしかしたら霊感とかが出てきたんじゃないの?
霊が見えることだけが霊感ではないからね。
それに霊を引き寄せやすくなっているなら、
しっかり守られていたほうが良いよ。感が鋭くなっているんだから、たぶん・・」

香奈子「守られるって?どうするの?」
美里「先祖のお墓参りをするとか、
香奈子の家の近くの神社に行くとかでいいから、
香奈子を守ってくれて、香奈子もお参りして
気持ちを集中できるところへ行くといい」

香奈子「それなら簡単なことだから
できると思う、でもそれだけで守られていくの?」

美里「ときには神様やご先祖や守護霊に
気持ちを会わせるだけでもすごく違うんだよ。
それに家で一人で手を合わせても
集中しにくいでしょ、だから出かけたほうがいいの。」

香奈子「うん自信もって出かけてみる!」
美里「そうだよ、香奈子にしかできないことって
まだまだたくさんあると思うよ。続きはまた帰り道で話そうか」

香奈子「うん、ありがとう!またいろいろ教えてね」
美里「香奈子のように感が強くなっている人が増えていると思うよ、
不安は不安定をつくり出すからね、ダメだよ、
安心しないと安心できないよ。自分を信じて」

香奈子「うんわかった。それに私の話を
信じて理解してくれる美里がいるから心強いよ、頼りにしてます~!」
美里「はいはい・・・怖がらないで、自分を信じて!」

*見える世界と見えない世界の共生は人生の日々の場面でたくさんあります。




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by dimension-shin | 2013-10-14 09:24 | 小説的体験談 | Comments(0)
ある方の飼い犬のお話です
      ↓
 
家の飼い犬は大きいくせに人が来ても直ぐに吠える、
吠えてから隠れる。

隠れるといっても3LDKのマンションのリビングで
大型犬だから隠れきれない、頭隠して尻隠さずの状態で
無理矢理ソファの下に頭だけ隠しているから、
その姿がなんとも間抜けで友人知人が来るたびに、大笑いになる。

犬の名前は「ミナト」♂6才、食べ過ぎの40キロ、
レトリバーで性格穏やかだが、外から人が訪ねてくると
知り合いでも必ず吠える、

ひとしきり吠えて尻尾を振りながら、
ソファの下に頭だけつっこんでいる。

警戒心も犬一倍強いけれど、うれしくて吠える、
それにミナトはシャイだから隠れたフリをして、
尻尾もフリフリだから、遊んでほしいということが、バレバレなのです。

ミナトはまた、一点の空を見つめてじっと動かないときがある。
ある時は「う~っうぅ!」と威嚇をしていたりする。


何がみえているのやらわからないが、
知人の河野さんの犬もそういうことがたまにあると話していた。

河野「隣の家が井戸を埋めて、駐車場にしたときに、
工事中の一週間ほどばかり、
ほとんどお隣の家の方角を向いてじっと座っていたの。
ときおり突然吼えたりしたから、びっくりしたけど、
お隣の工事が終わったら落ち着いてきたのよ。

音がうるさいくらいなら静かな部屋に逃げてしまうしね、
主人がね、きっとお隣の家の井戸からなんかが出てきたんだ!」って言うのよ。


犬は人間以上に敏感だから何かを感じていたんだと思う」などと話していた。
それに、そこの河野さんの家では祖母さんが
3年前に亡くなって一ヶ月ほどは、そこの犬も猫も
何度も何度も祖母さんの部屋入って行ったり、妙な行動をしたこともあったらしい。

普段猫は外で飼っているので普段は家の中に入らないのだそうだ。
家に入れてどうしても外へでていってしまうのに、
お祖母さんが亡くなってしばらくは部屋に入り、
お祖母さんが良く座っていた場所で昼寝をしていたりしてたらしい。

犬も猫も人以上の感性と察知能力は高いから、
落ち着かない行動もするのかとも思う。
きっと見えない人(霊)が見えたりしているのだ。

でも今日のミナトは私の横に座って穏やかにこちらをみている。
「散歩に行くべ」っと誘っているのがバレバレなのだよミナト、
ではそろそろ、お散歩行こか。
                              

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by dimension-shin | 2013-09-14 09:17 | 小説的体験談 | Comments(0)

だんな(主人)と私

小説的体験談

夜八時を過ぎて主人が仕事から帰ってきた
私「おかえり」
だんな「ただいま」

早速すぐに夕食が始まる、
結婚して8年間2人仲良く、同じような生活が続いている日々だった
だんな(主人)は5キロ離れた商店街のパン職人として働いている

私はときおりそのパン屋さんが人手が足りないとき
手伝っているくらいで、趣味のフランダンスに明け暮れている。
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私「今日の仕事忙しかった?」
だんな「まあまあだよ。来週は注文が増えるから忙しくなるな。」

私「頑張ってるからね!ところで先月話していた旅行はどこにいこうか?」
だんな「どこでもいいよ~まかせる」
私「山がいい?海がいい?温泉がいい?」

だんな「だから、まかせるって言ってるだろう!」
わたし「・・・・なによ・・」
だんな「なんだよ!」

実にたわいもないことに
日頃の気持ちが爆発しかけていた

わたし「あなた帰ってきてから、
すべての会話は私の方から話しているだけ、
私が一日どうしていたかまったく聞いてこない。

今日だけではなくて、いつもそうだから言ってる!

いつも言いたかったけど我慢していただけだわ!」

だんなは手に持っていた茶碗と箸を乱暴におきながら
だんな「いきなり、なんだよ!いったいどうすればいいんだ」

私「いつもは言わなかったけど、今日は言いたくなった。
気持ちをわかってほしい。・・・・たくさん会話して、
たくさん笑っていたい、笑ったり泣いたり、

それでも気持ちはすべてはわかりあえないかもしれないけど、
共有できることを増やしていくことが夫婦でしょ?家族でしょ?」
だんな「そ、そうかもしれない・・・けど」

私「けどなに?」
だんな「どうして今日なんだ、どうして今なんだ?わけわから、ん・・・・・・・」

私「わけのわからないことだから、
心が詰まって目詰まりする前に話したのよ。
塵も積もれば山になって埋もれてしまうから、
それに家族になりなさいって言われている気がするのよ?」

だんな「なんだそれ?家族になりなさいってなんだよ?」
私「そうだよね、なんだそれ?だよね」

だんな「まあ、オレもなるべく話をするようにがんばる。
ついつい空気と同じでいて当たり前という感じになりすぎてたかもな」

私「ウン」
なんとなく話は終わったがその後、気を使ってくれているのか、
だんなとも会話が少し増えてきた。

それから4ヶ月ほどしたときに、私の体調が悪くて病院に行った。
結婚して8年目に妊娠していた。いつも生理不順だったから気づかないでいた。

仕事から戻っただんなに直接話したかった。メールでは嫌だったから、

私「今日は驚きのうれしいお話がありますぅ」
だんな「なんだぁ、宝くじが当たったかぁ!」

私「もっとハイレベル!!すごいこと」
だんな「山に登ったか?」

わたし「気持ちはね登ってるよ! 赤ちゃんできたって!」
だんな「っだれに?ダ」

私「私たち」

だんな「あっ?!おどろいた!正夢だ!
オレは今朝赤ん坊を抱いている夢見たぞ!
オレたちには子供いないから黙っていたけど。」

私「でも私には夢でも知らせがなかったよ・・・・いじける・・・・」


だんな「なに言ってるんだ!たしか4ヶ月くらいまえに、
オレにくってかかったときに、
『家族になりなさいって』言われている気がするって言ってたのは君のほうだよ、
オレのほうがわけわからなかったよ・・・」

私「そういえばそうだった。あっ、そうか、そういうことか。
何かが知らせてくれているような気がして、
わたしすごく焦っていたのを覚えている。

あなたとの暮らしや会話を変えなければいけないって思った。
不思議だね、あの時はあかちゃんの「あ」の字もなかったのにね・・・・・・
それに子供できないからあきらめてたし・・・・・」

先の流れを感じ取ったのか、生まれてくる子が望んでいたのか、
子供がここに来るために夫婦におこった出来事。

その後無事に女の子が生まれる、
元気だがとても言葉が遅い子でなかなかしゃべらなかったから、
夫婦で先に会話をさせてこの子を迎え入れる準備をさせられていたのかもしれない。

見守る霊たちの配慮は人智を超えていますが、常に支える力をそそいでいます。 
 






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by dimension-shin | 2013-07-16 09:27 | 小説的体験談 | Comments(0)

一族の縁

佐和子は夜中に苦しくて目が覚めてしまった
悪い夢を見ていたことを思い出した

暗闇の中に光ってみたのは大勢の人たちの目だった。
体は見えなかったけど、暗闇に光る何十もの目がみていた。

ギラっとしていたのを目覚めてもはっきり覚えているし
動物ではないことはわかる、明らかに人間の目つきだった。

いつになく大勢の目が怖くなって、
そこから逃げようとして、走ろうとしたらそこで夢の中で転んだ!
「はっ!」とした瞬間に目が覚めた。

佐和子はベッドから起き上がって、
ベッドの脇においてあったペットボトルの水を飲んで落ち着こうとした。

隣のベットで夫の貞夫は何も気づかず、いびきをかいて眠っている

さっきの夢で覚えているのは大勢の目は敵意はあるが襲ってこない、
しかし決して友好的でもない感じだった、

そしてそれが3Dですぐそこにいるかのように
とてもリアルだったからギョッとした。

いつになく大勢の目と感じたのは、
この夢はいままで何度か見てきた。

これまでの夢は今回ほどははっきりしていなかったが
夢を見た当初は「出ていけ」と言われた夢を見ていた。

今はそれはないが、夢の中の暗闇に光る目の住人たちは
決して心を開いていない感じだった。

夢を見はじめたのは貞雄が定年を迎えてすぐ、
だれも住む人のいなくなった貞夫の実家に移り住んでからだから、
半年ほど前からで初めのころすぐに、貞夫に夢のことを話すと

「俺は何も感じない」だけだった。

佐和子はその後も何度も何度も夢の中で
暗闇から光る目を見せられた。
無言でこちらを見ている。
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夢で目だけが光る存在を見ているのは怖いが、
警戒しておそれているのは
夢の中の彼らのほうかもしれないと感じられるようになりはじめた。

朝食のときに、また夢のことを貞夫に話したが
相変わらず「どうしてかわからないことを
俺に言われてもわからないんだ。」といわれた。

それでも夢はその後も続いてそして佐和子が
何度も何度も夢のことを貞夫に話していたら
ある日思い出したことがあると言いはじめた。

貞夫がまだ20歳くらいの若い頃に
親戚のおじいさんから聞いたが、すっかり忘れていたらしい

「昔このあたりは山奥の村ではあったが、
集落の人たちが支えあって生きていた。
そこに戦で落ち延びて逃げてきた一族が村にやってきた。
村人たちはその一族を受け入れることは出来ないからと断ると、
多くの村人がその一族に殺されてしまった。
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一族がここに落ち延びて住みついたことを
知らせに行かれることを畏れたためだ。
女子供や老人たちは何とか命は助けられたが、
一族と共に暮らすことを余儀なくされた。

そういう言い伝えがあることを知っておけよ貞夫」
と聞いていたことを今頃、はっきり思い出したらしい。

「佐和子の見た夢の人たちの目はその霊たちじゃないか?
殺された村の人たちじゃないか? しかし、まさかな・・」

「あなたずいぶん物わかりがいいじゃない!
この前までは信じない知らないと言っていたのに」

「それがな、さっき話した親戚のじいさんの
言葉に続きがあって、
言い伝えがあることを知っておけよ貞夫といわれた後にな」

「うん」
「必ず、知らされてくるときがあるからな、
そのときはきっちりと手厚く霊たちの弔い供養をしてあげるんだぞ!
この家はそのときの一族大将の血筋も入っているんだからな!
いいな貞夫忘れるなよ!貞夫の代にそれを知らされてくるぞ・・」
といわれていたんだ。

「そう、なんだ。 それで私が何度も何度も夢を見て、
あなたに話してやっと思い出してきたのね」
「そうだ、公には伏せてきた昔々の話だな」

「何とか供養していきましょうか。
お寺の和尚さんにこの話をしてみましょうか。
私が夢見てあなたが思い出して、
何とかしなくてはいけなくなったのだから、
きっとわかってもらえると思うわ。

なんだかそれを話し合っているだけで
気持が楽になってきた気がする。
ここに移り住んでからどうしてだか気持が重かったのよずっと・・・・」

「そうか、時間がかかったな、そういう時期がきた縁かもしれないな」

*昔のことだけど、大事なこともあります






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by dimension-shin | 2013-03-30 10:54 | 小説的体験談 | Comments(0)

町子のひとりごと

やっと、私はどう生きていこうかと、
ゆっくり考えることが出来る。

ここ数ヶ月受験のことで気持ちの中が張り詰めていたけど、
きょうは東京郊外の大学の入試テストにが終わって、
この大学が最後だから、張りつめていた神経が急にとけたみたい。

あ~あ、受験も終わったし結果を待つだけ。
もしも全部落ちたら浪人しようか。働こうか。
両親は浪人は困ると嘆いていたが、まだ結果は分からない。

やれるだけはやったから考えすぎても仕方ない、
今更誰に祈りを捧げてもどうしようもない。
結果報告にお礼参りに行くだけ。
受験を受けに来た大学から最寄りの駅に戻る
バスに揺られながら涼子のことを思い出していた。
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今までも考えなかったわけではないけれどごまかしていた。
涼子のことをわざと考えないようにしてきた。
胸の奥が苦しくて涙が止まらなくなりそうだから我慢してきた。

でも受験も終わり、とりあえず
死にものぐるいでやらなければいけないことはなくなった

私は小さいときから死にたいと思う子だった。
漠然とむなしくて悲しくて、死ねないけど死にたかった。
親にも言ってないから知らないし、一人の友人以外は誰も知らない。
ただ無理に人と合わせて生きてきたところもある。
もちろん死ねないのだから自分でも
生きたいと思っていることは確実だと思う。
それを教えてくれたのは一人の友人だった。

高校生2年でクラスが変わってから知り合った
一年限りの友人の涼子だった。
涼子と出会って、すごく昔から知っている気がして
何でも話した。楽しかった。
涼子には気持ちを開けたし、何でも聞いてくれた。
それにとても大人だった。とても同級生とはおもえない落ち着きがあった。

それで「私は小さいときから死にたくて
言葉にできない悲しみが心の中にあるんだ」といったら、
涼子は「それはね、生まれたときから自分の先祖とか前世とか
自分の魂の役割みたいなのがあるの、それを背負って生きているんだ。

背負っているって言うと
怖い霊にのっかられているみたいに思ってしまうわね。
そうではなくて、いろいろな意識が自分と同居しているような感じで、
自分の考え方一つで変わっていくの。今日は死にたいのが強いなぁ、
悲しいなぁと思うのが強かったら、たくさんたくさん楽しいことを思い出すの、

たくさん自分がこれからやりたいことを思い浮かべるの。もちろん、
すぐには出来ないことでもいいけど、なるべく自分がやってみたいことがいいわ」

町子「そうしたらどうなるの?」
涼子「そうしたら町子の気持ちとか時間か未来に進み出すでしょ?」

町子「うん気持ちだけは進むかな」
涼子「それが必要なのよ、町子の過去現在を未来へと運んでいく気持ちが、
たくさんのっかっている意識たちを動かしていけるの、
例えば過去に亡くなっているのにまだつらくて悲しんでいる気持ちの霊がいたら
あなたが気持ちを変えていく努力をすれば引っ張りあげてあげられる大丈夫だよ、
そしたら町子も心が楽になるよ。すこしずつ、自信もって。安心したら安心できるよ!」


町子「なんかよくわからないけど、涼子の言葉で
よくわからない理解ができた。私だけの死にたさとか悲しみではない
ということが何となくわかった。安心したら安心できる!だね?」

涼子「そうだよ、不安ばっかりで考えたら安心できないよ!
町子ちゃん下ばかり向いてたらダメだよ!
落ち込んでる人ばかりと近づいちゃうよ!落ち込んでる霊もきちゃうよ。」
町子「うん・・・」

良いことを聞いた気がした。
長い間の悩みの解決の一部が見え始めた気がした。
たくさんいろんなことを話した一年だった。

そういう話をした翌月に涼子が17才になったばかりの涼子が
この世の中からいなくなった。
春休みに家の近くの横断歩道で免許取りたての信号無視の
大学生が運転していた車に轢かれてしまった。
すぐに病院に運ばれて手術をしたが、どうにも出来ない状態だったそうで、

涼子のお母さんが私に連絡があって「町子ちゃん、
涼子が町子ちゃんに会いたがっているから出来るだけ早くきてくれる?
いまならまだ意識があるから・・・・」と涙声で携帯電話にかかってきた。

自宅にいた私も突然の知らせで動揺して、母親に説明すると、
すぐに一緒にタクシーで病院に行ってくれた。
病室では頭も体も包帯で巻かれた涼子がベッドに横たわっていた。

町子「涼子、しっかり!!しっかりしてよ!涼子」
涼子「わ、たし、わかってる」
町子「何がよ、何をわかってるの?」

涼子「だぁ、って、たくさん、先、祖、とか、
霊が、近くに・・・・、いるんだ・・・私の運命だからね、
町子ちゃんは生きるんだよ、どう生きるのかゆっくり考えるの、
安心したら・・・・安心・・・できる・・から、」

町子「涼子!涼子!!・・りょう・・・こ・・」
涼子と最後にかわした言葉だった。

突然の親友の早い死で、ショックが大きくて、
涙ばかりがこぼれてどうにもできなかった一ヶ月ほど
私は学校にいけなくなって、部屋で泣いたり落ち込んでいたり、
そういう私を両親は特に無理に何かを納得させようともせずに見守ってくれていた。
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それを感じられた。
部屋で悲しんでいることは認めてくれたが、
食事をしないことは許してくれなかった。
「少しでもいいから最低限は食べなさい!」とママが怒った。

涼子が亡くなって一ヶ月近く経ったある日ママが、
「涼子ちゃんが、町子は生きるんだよ、ゆっくり考えて生きてねって
言ってくれたんでしょ!」と、言った。

そういわれて私が悲しんでばかりではいけないと思うきっかけになって
学校に通えるようになって、受験も終えられた。

涼子の死を乗り越えられたわけではないけど
涼子はとても大切なことをたくさん教えてくれたし、
若く亡くなってしまうからだったのか、
涼子はものすごく大人だった。

生きることを考えて大切に生きることをまず第一に進もうか。
ゆっくりでもいいね、焦らずに安心しないと安心できないんだから・・・・。

そうだよね、涼子見守ってくれているよね。
心の中で涼子の笑顔が浮かんできた・・・・
                     





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by dimension-shin | 2013-02-15 11:39 | 小説的体験談 | Comments(0)

美佐とゆかの会話

二人は大学時代からの友人で社会人として勤め初めて2年、
お互い忙しいから会うのは3ヶ月ぶりで、4月半ばの土日に、
東京から甲府の手前の石和にでて
温泉に一泊旅行をしようと、あずさの車内に座っていた。

美佐「忙しかった?」
ゆか「人使い荒い会社だよ、毎日疲れるぅ~。
私会社入って2年目だけど今年は不況で新しい子が入ってこないから、
またまたこき使われると思うと、暗くなるよ・・・・。美佐は?」
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美佐「私のほうは仕事は普通だけど、でも仕事外のことが多くなって、
家のことで母が同じ家でおばあちゃんの介護をしているの。
だからどうしても同居している私は手伝ってあげるでしょ。
そうすると夜中も手伝うときがあるから、寝不足のときもあってね・・・・
なかなか会えなかったのよ」

ゆか「そうだったんだ、でも今日はいいの?大丈夫なの?」

美佐「うん、おかあさんも疲れてしまってね。寝込むほどではないけど、
しばらくの間だけおばあちゃんに病院に入ってもらうことにしたの。
わりと近いから毎日のように病院にいってるけど、今日はゆかと羽をのばしまーす(笑)」

ゆか「ハーイ!そうしよう、楽しみだね」

美佐「ところで、ゆかの彼氏、和也くんとは順調?なの?」
和也君は31才のビール会社の営業マンだ。

ゆか「しばらく会っていない、もう2週間会ってない」

美佐「どうして? 嫌いなの? 好きな人でも出来た?!」

ゆか「そんなんじゃないの、実はね2週間前に不思議なことが起きたの」

美佐「不思議なこと?」

ゆか「和也の運転で夜ドライブに行ったの、新宿から首都高で八王子に出たの、
とりあえず八王子で降りてみようという当てもないドライブでカーナビも
使わないで走ろうということで、そのうちかなり大きな川のある場所に出てしまって、
あまり街灯もなくて暗いし、なんとなく怖くなってきて・・・・・」

美佐「・・・・・・」

ゆか「和也に帰ろうと言ったら、何も返事をしないの! 
それでハンドルを握っている和也の手をさわったら、
4月なのに氷のように冷たい手をしていたの!、
顔をみたら真っ青な顔をして、目は正面をみたままで話も出来ないのよ。
県道みたいな道路で夜中だったからほとんど車は走ってなかったけど、
スピードを落とさないのよ。和也」

美佐「コワい、」

ゆか「和也、和也! 生きて!生きるんだよっっ!」って思わず叫んでいたの

美佐「ウ・・・ン」

ゆか「で、そしたらね、和也が急にハッとしたように瞬きして、
スピードを落として車を道路の脇に止めたの」

美佐「よかったぁ」

ゆか「やっとホッとして、和也にいったいどうしたの?って聞いたら、」

和也「僕もわからない、でも川の近くにきたらなんだか急に体が重くなって、
自分じゃないみたいな感じだった。僕は何をしているんだろうと思っていたら、
ゆかの声が聞こえたんだ・・・和也!生きて!って言う声で
僕は運転していることに気がついた。」

ゆか「和也はそういってたの」

美佐「・・・・・」

ゆか「それにもっと怖いことがあるの・・・・
それは和也君が急に体が重たくなったときに、
何人もの人が自分に覆いかぶさってきたと言ってた。
そしてそれは人ではないから、霊なんだって・・・・・
車の運転どころか一瞬自分自身のコントロールが出来なくなったらしいよ」

美佐「本当にあるんだ、そういうことってテレビでしか知らなかったけど・・・」

ゆか「私も、生きて和也!って、いきなりよく言えたと思った。
そのあとすぐにカーナビ使おうとしたらカーナビが動かないの、
携帯も圏外になっていて・・・・・どの道を戻ったかはっきり覚えていないけど
帰りはなんだか導かれたように戻れた感じ」

美佐「守護霊がいたんじゃない」

ゆか「・・かな。でもあれ以来、和也と会うのが怖くてね、
なんだか会わずじまいなの」

美佐「そういうのって、ちゃんとお祓いとかしてもらったほうが良いんじゃない?」

ゆか「そうかな?」

美佐「そうだよ、そのほうが絶対にいいと思う、
ゆかもなんだかスッキリしてないんでしょ?」

ゆか「私もあれからなんとなく重いのは確かだけど、
なんだか気持ちが重いし、好きなはずの和也にも会いたくないなんておかしいよね。
やっぱり・私・・・」

美佐「帰ったら和也君と一緒に行ったほうがいいよ!絶対行きなさいよ!」

ゆか「そうする、今から和也にメールをしておくね。
美佐に会わなかったらそんなことも考えなかった。」

美佐「必要な時期に、必要な人と会うんだよ。
人生ってそうだと思う。みんな巡っているんだと思う・・
今回は嫌な体験をする巡りだったけど
乗り越える経験だったのかもしれない・・・巡りってあるんだ、きっと」


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by dimension-shin | 2013-02-10 10:46 | 小説的体験談 | Comments(0)